
普段の生活の中でも、突然に法的紛争に巻き込まれることがあります。「なにを相談すればいいのかも分からない」そんなところからでも、まずはお聞かせください。
ベストの解決方法をご一緒に考えてまいりましょう。
よく頂くご相談
金銭に関するトラブル
交通事故
交通事故は、誰もが当事者となりうるものです。また、事故後における身体に対するダメージや重要な財産である車両の損壊により、精神的負担が増加することがあります。さらに、事故後の対応によっては事故当事者間に感情のもつれが生じ、円満な解決が図れないこともあります。
当事務所は、各事案に応じた紛争解決手段や、交通事故によって回復することができる損害について、項目ごとに請求が可能な金額を説明します。必要に応じて、法的手続を代理します。
なお、当事務所は東京海上日動との間で業務委託契約を締結しているため、事故の相手方の任意保険会社が東京海上日動である場合には、相談を受けることはできません。

労使問題(不当解雇,割増賃金請求等)
従業員として誠実に稼働しているにもかかわらず、不当解雇や賃金・残業代の未払い、セクシャルハラスメント、パワーハラスメント等の労使問題に巻き込まれてしまうことがあります。
当法律事務所は、労働者が直面している、職場で生じた問題について法的助言を行うとともに、必要に応じて法的手続を代理します。
医療過誤
一般的に、医師は、患者の命を救うため、昼夜を問わず治療を行っています。医療の現場に触れると、医師を初めとする病院スタッフの献身的な活動には敬服するほかありません。
他方で、治療行為も人の行為である以上、誤りが発生します。また、誤った治療行為が行われた際、誠実な説明や謝罪が行われないことがあります。インフォームドコンセントが認知された現代においても、治療前に十分な説明が行われないこともあります。そのため、患者や遺族は、治療行為に納得することができない場合も生じます。
当事務所は、患者側のネットワーク機関である医療事故情報センターの正会員です。当事務所は、できる限りご相談者の心情を理解するように努め、法的助言をし、法的手続を代理したいと考えています。
医療過誤が疑われる場合、当事務所は、まず、カルテ等の診療記録を確保したうえで、医療事故情報センターから協力医を紹介していただきます。協力医との面談の上、法的手続を行うべきか否かを決定します。任意の交渉、訴訟等の法的手続を遂行するにあたっても、協力医から医学的知見の提供を受けます。
調査費用、訴訟遂行にあたっての費用につきましては、ご相談時に説明致します。
なお、当事務所は、医療機関側からの相談を受け付けておりませんので、ご了承ください。
不貞行為の相手方に対する請求
配偶者が浮気をした場合、浮気相手に対して、損害賠償を請求することができます。
浮気の発覚後においても婚姻関係の継続を望む場合には、必ずしも訴訟を提起するなどの法的手続を取ることが最善とはいえません。事情を伺い、状況に応じて取るべき手続を説明致します。
また、慰謝料請求金額を決定するにあたって考慮される事項、慰謝料請求を行う場合における妥当な金額等についても説明致します。
消費者被害(金融商品被害、悪徳商法等)
訪問販売やキャッチセールス等を行う業者の一部は、悪質な商法により不当に高額な契約を締結させたり、先物取引などの複雑な金融商品取引を行わせたりすることがあります。
当事務所は、業者とのトラブルに巻き込まれた方に対して、業者への適切な対応を助言します。
このような被害に遭われた方は、トラブルに巻き込まれた自分に落ち度がある、家族に言うことができない、相談するのが恥ずかしい等の理由から、一人で悩まれている方が大勢います。 弁護士は守秘義務を負っており、相談内容を第三者に口外することはありません。トラブルに巻き込まれたとわかった場合、出来る限り早く相談されることをお勧めいたします。
不動産に関するトラブル
賃貸借契約に伴うトラブル(賃料未払,建物明渡等)
賃料の未払い、建物退去時の原状回復、敷金の返還、土地の引渡、建物の明渡等、貸主・借主ともにトラブルになることがあります。
当事務所では賃貸借契約に伴うトラブルに関して、適切な法的助言を行うとともに、必要に応じて法的手続を代理します。
境界紛争
土地の境界について紛争が生じた場合、当事務所では、以下のように問題に対処します。
相談を受けた後、法的手続を希望される場合には、弁護士が現地を確認します。その後、土地家屋調査士に測量を依頼し、測量図面を作成していただきます。現地の確認、測量図面作成後、勝訴等、ご依頼者の主張に理由があると判断した場合、調停、訴訟法的手続を講じます。
測量費用等、手続に必要な費用については、ご相談時に説明致します。
建築紛争
家を持つことを「一国一城の主」と表現するように、家の建築は人生の一大事です。多額の費用もかかります。期待も大きく思い入れもとてもつよくなります。そうであるからこそ、我が家に欠陥や瑕疵があった場合の精神的ショックは甚大です。しかしながら、建築の瑕疵に関する紛争は特別な知識が必要とされる専門訴訟に属し、訴訟が複雑化する可能性があり、多大なる精神的苦痛を受けながら法的手続を遂行することは困難が予想されます。
当事務所は、一級建築士等、建築の専門家の協力を受けながら、適切な解決を実現するため、法的手続を代理します。
借金
借金の整理(破産、民事再生、任意整理)
借金をされている方の大半は、誠実に返済を続けられています。しかしながら、明らかに返済ができない場合には、法的手続を講じるほかありません。借金をされている方の中にはやむにやまれない事情で借金をしているにもかかわらず、羞恥心等から、誰にも相談をすることができないという方もいます。解決の方法が分からず、夜逃げをしたり、命を絶ってしまう方もいます。当事務所に相談に来られた方から、「このように解決するのであればもっと早く来ればよかった」という言葉を幾度となく聞きました。弁護士は守秘義務を負っています。ご依頼者の借金問題を第三者に口外することはありません。一人で悩まず、早く相談されることをお勧め致します。
当事務所では、相談されている方の状況に応じて適切な手続が何か、各手続をとるメリットとデメリット、費用等を説明の上、必要な場合には手続を代理します。
任意整理
任意整理とは、弁護士が業者と話し合いを行うことにより、無理のない範囲での返済を実現する方法です。具体的には、以下のように借金の整理を行います。
①受任通知を郵送
弁護士が借金の整理を開始したことを業者に連絡します。 連絡を受けた業者は、借金をされている方に連絡を行うことはできません。 借金の支払いは、一時停止します。
②利息制限法に基づく引き直し計算
利息制限法に基づき計算を行い、正しい借金額を算出します。
③業者との交渉
②で算出した借金額を前提に、業者と分割支払い方法について協議を行います。 借金をされた方が誠実に生活を立て直すこと等、状況に応じて将来の利息を免除してもらうことがあります。 通常は、36回払い(3年間)の範囲内で分割回数が決定されます。
④支払の開始
業者との協議がまとまった後、協議内容に従った分割支払いを行います。

家族関係
離婚
一度は生涯を共にすることを誓った2人が別れを余儀なくされることがあります。離婚をしようとする夫婦の精神的負担は非常に大きいものであり、かつ、話し合いを行わなければいけない事項は、人生を左右しかねない重大なことばかりです。
当事務所は、各当事者の心情、心労をに配慮しながら、適切な助言を行い、必要に応じて手続を代理します。

相続
人が亡くなると相続が発生します。通常、相続は、相続人の話し合いにより遺産を分割することになります。しかし、さまざまな事情により、連絡を取ることができない相続人がいるなどの理由から協議ができなかったり、協議がまとまらなかったりします。
当事務所では、相続が発生した場合における各相続人の権利や分割方法について法的助言を行い、必要に応じて手続を代理します。
遺言
当事務所は、公正証書遺言の作成前に遺言の内容について法的助言を行ったり、公正証書遺言の作成に立ち会ったりしています。また、自筆証書遺言の作成方法をご説明しています。
ご希望に応じて、遺言執行者の就任や遺言の管理を行います。

成年後見
当事務所では、成年後見申立の手続を代理し、成年後見人の就任を行っています。
また、任意後見契約を希望される場合、公正証書の作成までサポートします。
刑事事件のご相談
刑事事件
刑事事件とは、犯罪行為を行った疑いがあるため、逮捕、勾留、起訴等の刑事手続を受けることをいいます。
刑事事件の被疑者、被告人となった場合、外部との連絡が思うようにできないことがあります。被疑者、被告人のみならず、被疑者、被告人の家族も刑事手続の見通しがつかず、強い不安を抱くことが通常です。また、逮捕、勾留されている方は、警察署等の留置場で身柄を拘束されながら、警察、検察から取り調べ等を受けているため、捜査機関の圧力に屈しやすい環境で日々生活しているといえます。
当事務所では、被疑者、被告人のご家族等に対して、刑事手続の概要、処分の見通しを説明致します。また、必要に応じて私選弁護人として活動します。
